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こんにちは、かよ歯科クリニック歯科衛生士の小池です。
最近、6歳の次男の友達数名が「ねえ、ねえ、見て♪見て♪」と言いながら、下の前歯が永久歯に生えかわったのを私に見せてくれました。
4月生まれの次男は様々な事柄において、同級生の誰よりも真っ先に出来ていないと気が済まないほどの負けず嫌い。
その次男の歯は、まだ永久歯に生えかわっていません。
次男はどうやら生えかわっている友達に憧れているようです。
そのため、揺れていない歯を一所懸命揺らして抜こうとしています(^_^;)
乳歯は永久歯が生えてくることによって、乳歯の根っこが吸収されグラグラして抜けていきます。
しかし中には乳歯が抜けず、永久歯が後ろから生えてくることがあります。
そのままにしておいても、乳歯は永久歯に押されて抜けることがなく、永久歯はその位置(前歯の場合、乳歯より舌側)に生え、歯並びに影響してきます。
もしも、お子さんで、そのように生えてきた時は、なるべく早く歯科クリニックに連絡いただき、ご予約いただければと思います。
こんにちは、かよ歯科クリニック歯科衛生士の小池です。
前回「避難袋に歯ブラシを入れましょう」とお話しさせていただきました。
それに引き続き、今日は災害時の口腔ケアのお話をします。
災害避難時には、水は大変貴重で大事なものです。
まずは水がなかったり、少なかったりした場合の歯みがきについてお話します。
◇歯みがき剤を使わずに歯みがきをしましょう。
◇歯ブラシをゆすぐ時はコップに少量の水を入れて、コップの中でゆすぐようにしましょう。
◇もしも歯ブラシがなかった場合は、ハンカチ・ガーゼタオル・テッシュペーパーなどを指に巻きつけて、歯についた汚れを落としましょう。
次は入れ歯の場合についてです。
◇入れ歯は、口腔ケア用ウェットテッシュなどで入れ歯の汚れをふき取るだけでも効果的です。
最後に、お口の中が思うようにきれいにできない時、うがいがしたくなるかと思います。そんな時のアドバイスです。
◇うがいの水は少量でも大丈夫。
◇デンタルリンスでも良い。
◇お茶を代用してうがいしましょう。
いつおとずれてもおかしくない震災。
避難袋の中には歯ブラシの他にも、デンタルリンス・糸ようじ・口腔ケア用ウェットテッシュなど、旅行用の小さめのものをすき間につめ込み…
是非ご用意くださいね♪
おとついの土曜日を休診にして、週末は東京まで研修会に参加してきました。
研修会の内容は、下の入れ歯(特に全く歯がない人の入れ歯、いわゆる総入れ歯)を安定させるための技術についてです。
時々、患者さんから「この歯を抜いて、総入れ歯にした方がいいんじゃない?」と言われることがあります。
たしかに上の入れ歯の場合、比較的安定します。
しかし、人間は下のあごが動くことで食べたりおしゃべりしたりしているため、下の入れ歯で総入れ歯は安定させることが難しいのです。
1本でも歯が残っていることで、入れ歯を固定させる維持装置を付けることができます。
それが既に1本も歯がない方の場合、その装置を付けることができず、歯ぐきの吸着だけで安定させることになります。
その吸着をいかに得るかで、入れ歯の快適度は大きく変わります。
今回の研修で学んだ技術を、患者さんに還元できるよう頑張りたいと思います。
「まあ、こんなもんかな…」というレベルを超えて、より自分の歯に近いように利用できる入れ歯になるよう、諦めずにやっていけたらと考えています。
入れ歯がしっくりこないなあ~とお悩みの方、是非ご相談くださいね。