粘液嚢胞 心配していた台風が、この地を去り、徐々に日差しが出てきました。 さて、以前口内炎のレーザー処置についてお話ししました。 口内炎は、とても気になる不快なものですが、お口の中で発生する様々な症状のひとつに粘液嚢胞というものがあります。 舌や舌の下(口腔底)、ほほの内側にできることもありますが、一番よく発生するのは下口唇です。 粘液嚢胞は唾液腺が出口をふさがれて、唾液がたまった状態で、特に痛みもなく小豆大ほどのふくらみになります。 自然に治ることもありますが、再発を繰り返すことが多いとも言われています。 まず抜歯と同様に麻酔をします。そしてメスを使って摘出し、縫合して終了です。 1週間後に抜糸しました。 発見し除去する際は、つぶさないようにして来院ください。
気になる口内炎 どうやら梅雨が明けたとのこと… 毎年この地方では、だいたい7月20日あたり(夏休み入る頃)が梅雨の明け時だと思うので、とても早く『The夏!』が始まります。 とはいえ、6月下旬からすでに猛暑が始まっているので、みなさん既に夏バテされてませんか? そんな疲れた身体でいると、お口の中に出てくるのが「口内炎」です。 口内炎は免疫力が低下したときなどに起こる 疾患で、 原因は不明です。ストレスや感染症などが背景にあることもあります(ベーチェット病などの疾患で口内炎が多発することがあります)。 一般的な口内炎は、10日前後で治癒します。 歯に触れたりすると飛び上るほど痛かったり、醤油など塩分の濃いものがしみたりして、とにかく気になる状態だと思います。 口内炎をレーザーで焼く処置があります。 「あれ?どこに口内炎があったかな?」と驚くほど劇的に痛みが軽減されます。 歯でないのに歯医者?と思われるかもしれませんが、レーザーの置いてある歯科クリニック(もちろん当院はありますよ)での処置をおススメします。 ま、あとは鰻などビタミンBの豊富な食材を食べて、元気になろう~!(^^)!
ホワイトニング体験 後編 ホワイトニング体験前編 あれからおよそ2週間過ぎて、来院したちあきさん。 この2週間の間には、知覚過敏で一部分がしみるような症状が出たため、一度ご連絡いただきました。 毎日のセットから1日置きのペースに変えていただくようアドバイスをし、ホームホワイトニングを続けられました。 ホームホワイトニングは、穏やかに白くなるので、ご本人にとっては「本当に白くなっているのか??」とはっきりとした自覚が持てなかったりします。 しかし、シェードガイド(歯の色見本)で確認すると… ↑元々の歯の色は、一番左でした。ホワイトニング後で、右側2つの中間あたりまで白くなっていました。 これで満足な場合は、この時点でホワイトニングは終了です。 まだもっと白くしたい場合は、あと1週間ほど延長します(長くてもホワイトニングスタートから1ヶ月までが終了の目安)。 ちあきさんは、知覚過敏予防のためにフッ素入りのジェルを利用しながら、あと1週間頑張るそうです。 今後は再着色の予防として、着色の原因になりやすい習慣・飲食物に注意すること(ホワイトニング直後は特に要注意)。 注意すべき習慣は、タバコ・煎じるタイプの漢方薬・グルコン酸クロルヘキシジン洗口剤、着色しやすい飲食物は、コーヒー・紅茶・お茶・赤ワインカレー・キムチ(唐辛子)・イカ墨・牡蠣緑黄色野菜・柑橘類・葡萄となります。 さらに同時摂取によって着色しやすいものは、お茶×柑橘類や赤ワイン×牡蠣です。 これら上記については、ホワイトニングでなくても通常でも着色の原因になりますので、普段から気を付けることをおススメします。 結婚式では、きっと眩しいくらいの笑顔が見られますね♪