治療
こんにちは、かよ歯科クリニック歯科衛生士の小池です。
先日、友人よりお子さんのかみ合わせについて質問を受けました。
かみ合わせの異常とはどういうことなのか?
今回は、それらについてお話しします。
●切端咬合…前歯の先端同士があたっている状態
●開咬…奥歯はかんでいるのに、前歯が開いている状態
●下顎前突(反対咬合)…下の歯が上の歯より出ている状態(うけ口)
●上顎前突…上の前歯が大きく出ている状態(出っ歯)
●過蓋咬合…下の前歯が見えないくらいに深くかんでいる状態
●交叉咬合…下の奥歯が上の奥歯より外側でかみ合わされている状
…といったように、かみ合わせ異常はいろいろあります。
原因は遺伝などの先天的なものもあれば、おしゃぶり・指しゃぶり・舌癖(舌を突き出したり、かんだりする癖)・爪かみ・口呼吸など、これらのことによる後天的なものもあります。
口呼吸が原因の場合は、鼻やのどに異常がないか調べ、特定されれば治療する必要があります。
舌癖や指しゃぶりなどが原因の場合は、その癖を治さないと歯科矯正をしても元の状態に後戻りしてしまうので、まずは癖を治すためのトレーニングも必要です。
歯科矯正は、歯並びだけでなく、かみ合わせもとても重要になるんですよ。
こんにちは、かよ歯科クリニック歯科衛生士の小池です。
最近、6歳の次男の友達数名が「ねえ、ねえ、見て♪見て♪」と言いながら、下の前歯が永久歯に生えかわったのを私に見せてくれました。
4月生まれの次男は様々な事柄において、同級生の誰よりも真っ先に出来ていないと気が済まないほどの負けず嫌い。
その次男の歯は、まだ永久歯に生えかわっていません。
次男はどうやら生えかわっている友達に憧れているようです。
そのため、揺れていない歯を一所懸命揺らして抜こうとしています(^_^;)
乳歯は永久歯が生えてくることによって、乳歯の根っこが吸収されグラグラして抜けていきます。
しかし中には乳歯が抜けず、永久歯が後ろから生えてくることがあります。
そのままにしておいても、乳歯は永久歯に押されて抜けることがなく、永久歯はその位置(前歯の場合、乳歯より舌側)に生え、歯並びに影響してきます。
もしも、お子さんで、そのように生えてきた時は、なるべく早く歯科クリニックに連絡いただき、ご予約いただければと思います。
おとついの土曜日を休診にして、週末は東京まで研修会に参加してきました。
研修会の内容は、下の入れ歯(特に全く歯がない人の入れ歯、いわゆる総入れ歯)を安定させるための技術についてです。
時々、患者さんから「この歯を抜いて、総入れ歯にした方がいいんじゃない?」と言われることがあります。
たしかに上の入れ歯の場合、比較的安定します。
しかし、人間は下のあごが動くことで食べたりおしゃべりしたりしているため、下の入れ歯で総入れ歯は安定させることが難しいのです。
1本でも歯が残っていることで、入れ歯を固定させる維持装置を付けることができます。
それが既に1本も歯がない方の場合、その装置を付けることができず、歯ぐきの吸着だけで安定させることになります。
その吸着をいかに得るかで、入れ歯の快適度は大きく変わります。
今回の研修で学んだ技術を、患者さんに還元できるよう頑張りたいと思います。
「まあ、こんなもんかな…」というレベルを超えて、より自分の歯に近いように利用できる入れ歯になるよう、諦めずにやっていけたらと考えています。
入れ歯がしっくりこないなあ~とお悩みの方、是非ご相談くださいね。