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続・歯と骨の関係

昨日は骨粗しょう症により歯を失う可能性が高くなることや、歯科治療全般の治りに時間がかかるなど、歯と骨の密接な関係をお話ししました。 骨粗しょう症は、全身の骨の骨量減少や骨質劣化なので、全身の健康に影響があります。 皆さんはご自身の骨の状態を調べたことがありますか? X線や超音波で計測する方法がありますが、計測されたことのない方が多いのではないでしょうか。 最近になり、歯科治療の際に撮影されるパノラマX線写真により、骨粗しょう症の予備判定が可能なことが広島大学の田口先生らの調査により明らかになってきました。 虫歯や歯周病の治療のために撮影したレントゲン写真を使って、骨粗しょう症のリスクを簡単に知ることが可能になりました。 先日、歯科医師会でその勉強会があり参加してきました。 骨正常 骨粗しょう症 ↑同じ60歳代の女性ですが、あごの骨の映り具合で厚みや質感の違いが一見してわかります。 かよ歯科クリニックは、骨粗しょう症対策医科歯科連携事業の協力歯科医院に認定されております。 症状を認める場合は、骨粗しょう症の治療を行える協力医療機関をご紹介します。

歯と骨の関係

大抵の方が、歯や歯ぐきの状態が悪くなることが、あごの骨に影響することをご存じないかと思われます。 最近になり、歯みがき剤のCMや広告などで「歯周病が進行すると、歯を支える骨が溶けます」とやっているものもありますので、多少認知度は上がっているかもしれません。 以前抜歯のお話しをしましたが、歯を抜く時は骨と歯の間にくさびを打つような感じで外して行きます。 それくらい通常の健康な歯は骨と密接しており、お互いに強い影響があります。 歯そのものが傷んでなくても、歯ぐきの状態が悪いことにより骨が溶け、歯が抜け落ちることや、抜歯の際に骨密度の低い骨粗しょう症の方は骨が新生しにくいため、治りも時間がかかります。 骨粗しょう症…こちらも最近ではよく耳にしますよね。 30歳代後半をピークに骨量は減少し、全身の骨が劣化することは、男女問わず誰にでも見られる傾向です。 その症状が重い場合は骨粗しょう症と言われます。 転倒などで簡単に骨折したりするため、寝たきり状態になりやすいと言われています。 また閉経後の女性では、重度の骨粗しょう症ほど歯周病によって早期に歯を失い、総入れ歯になるという報告もあるそうです。 それほど歯と骨の関係は深いものなのです。

今さらですが…(^_^;)

今日は冬本番な寒さですね! でも太陽がさんさんと差し込む診療室はポカポカと暖かいです(*^_^*) 開業して8か月が過ぎようかという頃ですが、愛知県歯科医師会が発行する愛歯月報に開業のご挨拶を記載させていただきました。 愛歯月報 次号の新年号にも辰年の代表に選ばれてしまったので、そちらでも載ります(正直、連投なのでひんしゅくを買うのでは…と心配しています(-_-;))。 患者さんひとりひとりの診療計画を考えていくと、「ああ~、もう年末なんだな」と実感します。 お正月前までにここまでやる、年末は忙しいので区切りのいいところまでやって等々、技工所さんの休暇も考えながら計画します。 そうやって考えると、今年も残りわずかですね。 お正月の前にはクリスマス…(そのちょっと前に自分の誕生日も(~_~;)) クリスマスアレンジ ↑かごや細かな飾り物を買って、自分でアレンジしてみました~♪