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今日はこの冬一番の寒さだそうで…
ど~りで昨日あたりから寒さが強まったなあ~なんて思ってました(^_^;)
空を見ると天気悪くないのに、待合から見える山側はどんよりとした曇天でした。
各地で雪がちらついているようですが、どんなに寒くてもこの近辺では雪が積もることは稀ですよね。
さすがに昨年の大雪では積もって大渋滞だったそうで、今年はどうかな?
さて、今日はこの寒空の中、診療後にかよ歯科クリニックは忘年会を催します。
今夜は美味しい中華料理で~す♪
こんにちは、かよ歯科クリニック歯科衛生士の小池です。
以前、入れ歯のお手入れのお話をしましたが、今回は入れ歯の調整のお話です。
患者さんから「痛いけど、慣れてくるかな?と思って様子見てたけど、やっぱり痛くてね…」とよく入れ歯についてお聞きします。
正直言って、それは我慢していても治りません。
入れ歯のかみ合わせや、歯ぐきへの当たりをみて、ちょっとした調整で痛みはなくなります。
他にも「何度も調整してもらうのが悪くてね…」とおっしゃられる方もいますが、気にせず来院ください。
入れ歯は、その調整を繰り返して自分のものになっていきます。
入れ歯が初めての方だけでなく、新調しても最初のうちはしっかり噛めない方もいます。
また、入れ歯を使用しなくなると、数週間で歯が傾いたり、かみ合わせのないご自身の歯が伸びてきたりして、入れ歯が入らなくなることもあります。
歯ぐきが痩せて、入れ歯がゆるくなることがあります。
その場合、市販の入れ歯安定剤を使われる方もいるかと思いますが、毎日張り替えるので手間やコストがかかります。
また、長期の使用で歯ぐきの形態も変わってきます。
歯科クリニックでは、張り替えなくてもよい材質で裏打ちし安定させます。
入れ歯に不具合があるようでしたら、我慢せずに早めに来院ください。
連日、歯と骨の関係をお話ししましたが、一つここで注意しなければいけないことがあります。
骨粗しょう症を既に治療中の方や、これから治療を受けられる方へ…
骨粗しょう症の代表的な治療薬にビスフォスフォネート系薬剤があります。(製薬会社により色々な商品名で出ております。)
ビスフォスフォネート系薬剤を服用している間は、抜歯やインプラントなどの外科的処置を行うことにより、極めてまれではありますが、あごの骨が壊死することがあります。
このビスフォスネート系薬剤の投与開始前には、お口の中の状態を確認して(歯科検査を受けて)、必要であれば外科的処置は前もって済ませておくのが良いかと思います。
また、ビスフォスフォネート系薬剤を投与期間中に、抜歯等の外科的処置を行わなければならない場合、必ず医科歯科連携の下、休薬するかどうかを検討することになります。
ですから、骨粗しょう症の治療を行っている方は、必ず歯科医師へお伝えください。
事前に飲んでいるお薬の名前もお申し出ください。
日頃からお口の中の清掃を心がけ、歯科クリニックで定期的な検査とクリーニングを受けられるよう、お願いできればと思います。
◆ビスフォスフォネート系薬剤 商品名◆
注射用製剤 :アレディア、オンクラスト、テイロック、ビスフォナール、ゾメタ
経口製剤 :ダイドロネル、フォッサマック、ボナロン、アクトネル、ベネット、ボノテオ、リカルボン …などがあります。