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スポーツのためのマウスガード

スポーツの秋!ということで、昨日のブログは、かよ歯科クリニック歯科衛生士から「転倒の原因は歯のかみ合わせも原因の一つ。奥歯のかみ合わせが合っていないと全身のバランスが取り辛い」というお話がありました。 激しいスポーツ、例えばアイスホッケー・アメリカンフットボール・ラグビーなどはごっつい防具を身に着けてはいますが、体当たりするため歯が折れたり衝撃で抜けてしまったりというトラブルが多いものです。 そんなスポーツ時の口腔を守るのがスポーツマウスガードです。 歯の損傷、顎骨骨折、口腔内の軟組織の破損といった外傷を衝撃吸収により予防するためのものです。 噛みしめ効果による集中力や瞬発力のアップで、あらゆるスポーツに効果的ともいわれています。 当院では一人一人の歯形に合ったものを作製しますので、違和感なく歯になじみます。 カスタムメイドで快適な装着感のため、今以上にスポーツに集中できます。 この夏に開催された世界水泳では、金メダルをいくつも取って話題になったロクテ選手は、ダイヤモンドが散りばめられたマウスガードをしていましたね。 ボクシングにパワーリフティング、野球にゴルフ…様々なスポーツでマウスガードをご利用ください。 スポーツマウスガード

フロスいろいろ

こんにちは、かよ歯科クリニック歯科衛生士の小池です。 みなさん、歯みがきする時に歯ブラシ以外で何か使われていますか? 今回は、デンタルフロスのお話です。みなさんには『糸ようじ』という言葉の方がおなじみかもしれません。 デンタルフロスは、歯と歯の間の歯垢を効果的に落とす清掃器具です。 特にデンタルフロスは、歯のすき間が狭い方に向いています。 このフロスにもいろいろな種類があります。 ◆ホルダー付 左:前歯に使いやすいタイプ 真ん中:奥歯に使いやすいタイプ 右:向きが変えられて、前歯・奥歯ともに使いやすいタイプ フロス各種 ◆糸のみ 私のおすすめはこのフロスです。 efloss 唾液など水分を含むと膨張し、汚れが絡みやすくなります。 ↓ 上:水分を含ませた状態 下:元々のフロスの糸 eflossを水に浸すと    糸のみのフロスは、やり方を覚えるまでは大変ですが、身につけば簡単です。 ちなみに、うちの小学2年生の子供も自分でやっている時があります。ホルダー付より値段も安くて経済的です。 どちらも使い方によっては歯ぐきを傷つけてしまうことがあります(勢いよく挿入すると×)ので、当クリニックにてご指導いたします。 患者さんから「フロスを使うとすき間が広がるんじゃない?」と聞かれたことがありますが、フロスですき間が広がることはありません。 今まで詰まっていた汚れが取れたことで、すき間が広がったように感じるだけです。 1日1回だけでもいいので、歯ブラシで磨いた後にご使用ください。また、フロスを使って糸がほつれたり引っかかるようなら、虫歯の危険や詰め物が合っていない可能性もありますので、気付いたらご相談ください。

フッ素のお話

こんにちは、かよ歯科クリニック歯科衛生士の小池です。 前回、虫歯予防のためにフッ素を、とお話ししました。今回は、もう少し詳しく「フッ素」についてお話しします。 フッ素は、歯を強くするお薬です。緑茶・イワシ・リンゴなどの食品にも含まれていますが、虫歯予防のためには食品からだけでは不十分です。そこで、毎日自宅でフッ素入りの歯磨き剤を使用することをおススメします。かよ歯科クリニックでは、子供さん用にいろいろな味の歯磨き剤を置いています。 こども歯磨き剤 使い方は市販の歯磨き剤と一緒ですが、フッ素入りの歯磨き剤の場合、磨いた後は少量の水で軽くすすぐようにして、すすぎすぎないようにしましょう(すすぎすぎるとフッ素もとれてしまいます)。あと、歯磨き剤が苦手なお子さんや口をすすぐことのできない方には、こちら↓を薦めています。 フッ素配合スプレー まず、歯ブラシで何もつけずに磨いたあと、歯ブラシにスプレーしてお口の中全体に行き渡るようにします。そのあとはすすがないでおきます。 よく聞かれる質問が「フッ素入り歯磨き剤を使えば、歯医者さんでフッ素は塗らなくてもいいの?」、「学校でフッ素洗口しているけど、歯科医院に行ってまでフッ素を塗るの?塗りすぎじゃない?」と尋ねられます。フッ素入り歯磨き剤や洗口剤と、歯科医院でのフッ素は濃度が違うので、年に3~4回定期的に塗るには問題はありません。 生えたての歯は、弱くて虫歯になりやすい反面、フッ素を取り込みやすいといわれています。 奥のかみ合うところ、歯と歯の間や歯と歯ぐきの境などは、歯ブラシが届きにくく虫歯のなりやすいところです。プロの手で隅々まで丁寧にフッ素を塗っていきます。 ただ一つ気を付けていただきたいことは、フッ素を塗れば絶対に虫歯にならないということはありません。しっかり歯磨きをして、お口の中をいつもきれいにしておくことが、フッ素の効果を高めることになります。 市内のとある中学校において、新入生の歯科検診が行われました。この中学校に入学したのはA小学校とB小学校。A小は、小学校入学時より6年間毎年定期的にフッ素洗口を実施し、B小は特に何もしていませんでした。中学校での検診の結果は、あきらかな差が出たそうです。フッ素効果…侮れませんよ~(#^.^#)