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アブラムシの行列

昨日は1日中、雨。 そして今日も朝方はパラパラしてて、未だにはっきりしないお天気です。 今日は「風邪をひいた」「寝坊した」「用事ができた」などで予約の変更に加え、それをふさぐかのように「痛いので診て欲しい」との急患や初めての方などに来院いただいております。 年末辺りから3月辺りまでは、風邪や様々な用事が発生しやすい時期ですね~。 さて、先日可愛いお花を見つけました♪ 名前は「雲間草」…元々、雲が行き交う高山で生息するため、そのような名前のようです。 花言葉 は、活力・自信・愛らしい告白。 早速皆さまのお目に入るところへ置こうかと思いきや… 雲間草 アブラムシ アブラムシが!(;一_一) なんかこういうもの見るとゾゾゾーッとなるのは私だけでしょうか? このアブラムシちょこっと調べてみたところ、クローン(交尾しなくても幼虫が増える)で1頭が1ヶ月で1万頭になるんだとか(@_@;) クローンゆえに薬に対しての抵抗も徐々に出来てしまうそうです。 すごい生命力! …と感心ばかりしてられません。 とりあえずお薬を使って退治してみましたが、耐性ができてしまうのか?どうでしょうか?

妊娠と歯周病

今日、かよ歯科クリニックへ今日明日にでも産まれそうな大きなお腹の妊婦さんが来院しました。 以前、妊娠中期頃にも来院いただき、その後体調が優れないため治療を中断していましたが、詰めていたものが取れてしまっての再診となります。 女性にとって妊娠&出産は、人生の大イベントですよね。 この妊娠中は、女性ホルモンの影響でお口の中にトラブルを起こしやすい時かと思います。 昔は、子供を産むたびに歯がなくなるとか、お腹の子にカルシウムがとられて歯が弱くなるなどと言われたようです。 しかしこれは、つわりがひどくて歯が磨けなかったり、女性ホルモンの変化で唾液の量や質が変わったり、子宮が大きくなり胃を圧迫して少量を何回かに分けての食事や栄養の偏りなどで、単純に口腔環境の悪化が原因です。 そんなお口の中の状態が悪いと、実はお腹のお子さんにまで影響するのはご存じでしょうか? 歯周病菌がお母さんのお口の中で繁殖すると、血液を通して全身にまわり早産や低体重児になる可能性が高くなるのです。 進行した歯周病の状態で妊娠した場合、そのような早期出生や低体重児になるリスクが6倍や7倍だと言われています。 また出生後に唾液を介してお子さんへ感染することも考えられます。 スプーンやお箸は共有しないことはもちろんです。 そのように赤ちゃんを守るためにも、妊婦さんはご自身の体調以外にもお口の中のことも考えていただければと思います。 つわりがひどくてブラッシングできない場合は、フロス(糸ようじ)で歯と歯の間をお掃除するだけでも大分違いますよ。

フッ素の濃度や回数

こんにちは、かよ歯科クリニック歯科衛生士の小池です。 以前こちらのブログでもフッ素についてお話をしましたが、先日子供のお友達のママからフッ素について相談を受けました。 今日は、フッ素の濃度や塗布回数について、もう少し詳しくお話します。 その方のおっしゃる内容は、いつも定期的に通っている歯科医院に受診した際に「保育園でフッ素洗口している」と話したところ、「どのくらいの濃度で実施しているか聞いてきて。それがわからないからここではフッ素塗るのをやめておく」と言われたそうです。 早速、保健センターの歯科衛生士さんに詳細を伺いました。 蒲郡市の保育園や小学校では『オラブリス』というフッ素を450ppmの濃度にして週1回洗口しているそうです。(自治体によって薬液や濃度、塗布回数は異なるかと思われます。) 歯科医院で販売している歯みがき剤では、フッ素濃度950ppmの商品もあります。 かよ歯科クリニックでも販売しているライオンのチェックアップシリーズも全て950ppmになります。 歯みがき剤 薬事法で歯みがき剤のフッ素配合は、1000ppm以下と決められています。 このくらいの濃度だと、毎日使用しても問題はないため、保育園や学校でフッ素洗口していてもプラス歯科医院でのフッ素塗布を行うことは大丈夫です。 ちなみに歯科医院で行うフッ素塗布の濃度は、9000ppmになります。 このことを調べてお友達のママに伝えたところ「ありがとね」と喜んでくれましたが、私自身もいい勉強になりました。 このように、ちょっとした疑問や質問等ありましたら、お聞きください。 私自身がわからないことであれば、早急に調べてお答えするようがんばります(*^_^*)