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口の機能と運動

こんにちは、かよ歯科クリニック歯科衛生士の小池です。 先日、「頬と入れ歯の間に食べ物が入ってしまう」という相談を受けました。 入れ歯の調整もしましたが、原因はそれだけではなさそうです。 お口の中に入った食べ物を咀嚼するには、頬や舌の動きが深く関係しています。 食べ物は、上下の歯だけで噛みつぶされるのではなく、舌を使って歯の上にのせたり、頬を使いほっぺた側に落ちた食べ物をうまくまとめる働きをします。 頬や舌の機能が劣えると咀嚼がスムーズにできません。 その劣えた機能を改善していただくために、いくつかのお口の体操を覚えていただきました。 ◆口輪筋(口の周りの筋肉)のストレッチ    唇を閉じて、頬をふくらませたり緩めたりを繰り返す 他にも、深呼吸や早口言葉も口輪筋が鍛えられます。 ◆舌の体操    舌をべーっと出して、上下左右に動かす 他に、舌を頬の内側から強く押し付けるようにして、左右交互に動かす。 これらをすることにより、頬や舌の筋肉が鍛えられます。 食べこぼしをしてしまう方にも効果大です。 実践しながらわかりやすく説明しますので、お気軽にご相談ください。

医歯薬連携事業その8~口腔管理

これまで医歯薬連携事業の口腔管理医療連携モデル事業研修会でのお話をしてきましたが、がん治療の三本柱「手術・化学療法・放射線治療」のお話などが続いて、歯科クリニックのブログらしからぬ感じでしたね。 今日は、がん治療を行う上で、とっても重要視されてきている口腔管理についてお話しします。 がん治療をしていくとお口の中のトラブル〈口腔内合併症〉が起こることが多々あります。 化学療法で40%、造血幹細胞移植で80%、口腔がんや咽頭がんでは100%起こると言われています。 化学療法を行うことで、免疫力や抵抗力が落ちるので、歯肉が腫れたり・カンジダというカビが生えたり・口内炎ができやすく、そのために感染予防が必要です。 また、手術後の肺炎や感染の予防でも、お口の中の状態を極力清潔に保つことが重要になります。 放射線治療の副作用では、口内炎・口の中の乾燥・味覚障害・開口障害・骨の壊死が挙げられますが、それ以外に多発性う蝕もあります。 これまでのお話の中で、手術やその後の治療などでお口の中をきれいにすることは、重要なこととご理解いただけたかと思います。 でも、それ以外にも歯やお口の中の状態によって影響することがあります。 歯の本数が少ないと頭頸部や食道がんのリスクが高くなったり、歯みがきでリスクが下がるという統計が出ています。 口の中の状態が全身の健康を左右します。 たかが歯と思わずに、常にお口の中の状態を良くしておきましょう!

10周年だそうです

今日は終日雨のようですね。 2歳の可愛い女の子が朝、お父さんに連れられて来院しました。 最近のお父さんたちは、しっかり育児されてますね~(感心、感心) 娘さんの茶渋が気になるとおっしゃられたので、ギャン泣き(本泣きまではいってない(^_^;))の中きれいに取らせていただきました。 終わってから泣く娘さんを慰めながら「ラグーナ行こうか!」とお父さん。 そうです、今日はラグーナ蒲郡が10周年なのです~♪ 記念セレモニー、豪華商品が当たるラリーが開催されているそうです。 10周年のサンクスラリーは、フランス旅行や沖縄旅行・現金10万円など豪華商品が当たるかも(#^.^#) そういえば同じ海陽町にある海陽学園では1回生が卒業されて、東大合格二けたという明るいニュースも聞きました。 かよ歯科クリニックの診察室からしっかり見える海陽学園ですが、近いので時々患者さんとして来院される方がいます。 「何かストレスでもあるの?」の質問に「一応受験生なので…」と答えてた彼も希望の進路に歩めたかな? 近隣の発展と共に、かよ歯科クリニックもがんばりま~す!(^^)!