まず、歯ぐき(歯周ポケット)を測定しました。ポケットの深さは3mmと深くないですが、測定時に出血が多くみられました。
歯ぐきの弱っているところ、歯石の付いているところを鏡でご本人に確認してもらい、普段のブラッシングをみせてもらいブラッシング指導へ。
歯みがきの必要性を話すと真剣に聞いてくれました。
歯ブラシの動かし方は問題なかったので、当てる位置を気を付けてもらうようにお伝えし、実際にやってもらうと上手にできました。
そして1週間後…Sさんのお口の中は、驚くほど改善されていました。
「歯みがきやってる?」と聞くまでもないくらい、目に見えて良くなっていました(#^.^#)
また2週間後…歯ぐきは一層引き締まり、歯ぐきの中に隠れていた歯石が出てきたので、その日はそちらを除去しました。
Sさんご自身も良くなっているのがわかり、自然に笑顔も出てくるようになりました。
歯みがきはこのまま続けてもらうようお話しました。
以前ブログでもご紹介した『思春期性歯肉炎』は、歯みがきでこんなにも改善されるのです。
歯ぐきから出血が起きて困っている中高生のみなさん、是非来院してブラッシング指導を受けましょう!

