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予防

感染源はママ?!

こんにちは、かよ歯科クリニック歯科衛生士の小池です。 みなさん、虫歯や歯周病は人にうつるって、ご存知ですか? 虫歯や歯周病は、細菌が原因で起こります。 生まれたばかりの赤ちゃんの口の中には細菌がいません。 では、なぜ細菌が口の中に現れるのでしょうか? その感染ルートは唾液によって、人から人へとうつっていくのです。なかでも、ママから赤ちゃんへの感染が一番多いのです。 離乳食など味見したり温度を確かめたりして、自分で口にしたスプーンで食事をあげていませんか?熱いのをフーフーしたり(実は唾液が飛んでいます(+o+;))していませんか? こうして、ママ(大人)の唾液に混じった細菌が、子供さんにうつってしまいます。もちろん大人から大人へもうつります。 しかし、虫歯菌や歯周病菌に感染したからといって、必ず発症するわけではありません。お手入れ次第で発生を抑えることができますよ。 ****************** 予告 『虫歯のメカニズム』『歯周病のメカニズム』のお話

ワンタフトブラシ

昨日は『歯の健康フェスティバル』、大勢の方にご来場いただきました。 みなさんの歯に関する意識の高さの表れでしょうか?私はブラッシング圧測定のコーナーにいましたが、終了後はドッと疲れがでました(^_^;) そんな中、一つ気になったことがあります… 大人の方で正しいブラッシングができていない方が多く見受けられました。 本人はやれていると思っているようでも、実際はブラシが歯にあたっていない等。 一度プロの指導を受けることをおススメします(^_-)* ―小久保賀代― ************* こんにちは、かよ歯科クリニック歯科衛生士の小池です。 初回に歯ブラシのご紹介をしましたが、今回はちょっと変わった形の歯ブラシをご紹介します。 生えている途中の6歳臼歯や親知らずは前の歯と段差があるので(低い状態)、歯ブラシが届きにくく汚れがたまり、歯ぐきが腫れたり虫歯になることもあります。 そこで優れものが、このワンタフトブラシです。(↓上がワンタフトブラシ) ワンタフトとふつうの歯ブラシ これなら毛束が小さいので、一番奥の歯までしっかりあたります。 ワンタフトで奥歯磨き 普通の歯ブラシで磨いた後に、ワンポイントで使用するのをおススメします。(全部これで磨くと、かなり時間がかかるので(^_^;)) 他にも、歯並びが悪いところ・歯石がたまりやすい前歯の内側・歯ぐきが腫れているところなど、いろいろな使い方があります。 来院の際には、その方にあった使い方を指導させていただきます。

歯磨きタイム♪

かよ歯科クリニック歯科衛生士の小池です。 さて突然ですが…皆さん、いつ・どのくらいの時間をかけて歯磨きをしますか? 初めての診察の際に書いていただく問診票のなかで、『歯磨きをいつしますか?』という項目があります。 朝のみの方、1日3回朝・昼・夕食後の方、就寝前の方と様々です。 もちろん食べたら磨くというのは理想的ですが、実際朝の忙しい時間や外出先ではなかなか歯磨きに時間をとれないのが実状かと思われます。 しかし、1日に1回はじっくりと時間をかけて磨いてください。 特に就寝前の歯磨きが効果大と言われています。 寝ている間は唾液の量が減り、口の中の細菌が繁殖しやすいのです。(唾液には汚れを洗い流す自浄作用があります。) ちなみに歯垢1mg中には、微生物が1億個以上ひそんでいるといわれています。(@_@;)怖っ! よく患者さんから「何分磨けばいいの?」と聞かれます。 歯ブラシがしっかり歯にあたっていれば汚れは落ちます。 例えば、しっかりあたっていない10分より、あたっている5分の方がきれいになります。 だから、はっきり何分とは言えませんが、磨き残しがないように順番を決めて磨くといいですね。 例: 右上 → 上前歯 → 右上 → 右下 → 下前歯 → 左下 お風呂に入りながらだったり、リビングでゆったりしながらでも結構です。 1日1回、しっかり磨いてくださいね(^_^)/~