こんにちは、かよ歯科クリニック歯科衛生士の小池です。
前回、永久歯への生えかわりのお話をしました。
皆さん、永久歯はいつ生えかわるのかご存知でしょうか?
永久歯への生えかわりは、一般的にはじめに下の前歯が6~7歳くらいで、次に上の前歯が7~8歳くらいにあります。
(だいたいの目安になります。個人差があり、その時期でない場合もあります。)
下は前歯から順番に生えかわることが多く、上は前から1番目の歯→2番目→4番目→3番目か5番目と、3番目の歯(糸切り歯)が最後に生えかわることが多いです。
そのため、最後に生える3番目の歯(糸切り歯)はスペースがなくなり、八重歯になってしまうことがあります。
中学生くらいに全て永久歯に生えかわっているのが一般的ですが、まれに永久歯が生えてくる時期になっても乳歯が抜けないことがあります。
これは永久歯が生まれつき欠損していたり、何らかの原因で乳歯が抜けなかったりするためです。
以前、高校での歯科検診でも、乳歯が残っている生徒が数名いました。
ある高校生はレントゲンを撮ると、永久歯があるけど向きが悪く、自力で出られないといった例もありました。
この場合、乳歯を抜いて永久歯を誘導させ、定位置に並ぶことも可能です。
永久歯が生まれつきない方は、その乳歯を一生使っていくことになり、歯みがきはとても重要になります。
歯の生えかわりについてご心配でしたら、お気軽にご相談ください。