ブログBlog

若者と大人の歯肉炎の違い

こんにちは、かよ歯科クリニック歯科衛生士の小池です。 前回、思春期性歯肉炎の高校生Sさんのお話しをしました。 Sさんは1週間の歯磨きをしっかりやり、歯ぐきが改善したとお伝えしましたが、これを読んで「そんなに簡単に歯ぐきが治るのか~」と思ってしまった方、いらっしゃいませんか? Sさんの思春期性歯肉炎は、歯肉(歯ぐき)の炎症で赤くブヨブヨしている状態になり、これは成人にみられる歯肉炎とは違うのです。 成人の歯肉炎は、徐々に歯の周りの組織を破壊して、歯を支える骨(歯槽骨)まで溶かしてしまいます。 進行すると、歯がグラグラして抜けてしまいます。 だから大人(成人)の歯周病になると、高校生のSさんのように1週間の歯磨きで改善されることは無理なのです。 初期の歯周病は自覚症状がありません。 まず、ご自身の歯ぐきの状態を知り、正しいブラッシング法を覚えて、手遅れにならないように改善していきましょう♪
[`evernote` not found]